はたらクラフト

GitHub Actionsでアプリの公開やテストを自動化|設定はAI任せ

開発・運用の仕組み化

AIエージェントを使ってアプリやツールを作っていると、修正のたびに本番環境への反映やテストの実行、ライブラリの更新確認といった作業が発生します。

これらの作業はAIに任せることもできます。ですが、GitHub ActionsならAIより速く・正確に・コスト0で処理できます。

この記事では、

  • GitHub Actionsの仕組み
  • はたらクラフトの実例
  • AIに設定を任せる手順

を解説します。

この記事は、前提としてGitの知識が必要です。Gitに詳しくない方は非エンジニア向けGit入門の記事が参考になります。

動画で見たい方はこちら。

GitHub Actionsは決まった条件で処理を自動実行する

コード修正のたびや週1回のスケジュールをきっかけにGitHub Actionsが本番公開・更新提案・テストとAIレビューを自動実行する流れ

GitHub Actionsとは、決まったきっかけや日時で、プログラムを自動実行できるGitHubの機能です。

たとえば、次のような作業を自動化できます。

  • アプリを修正したあとの本番公開
  • 週1回ライブラリの更新をチェックして提案
  • 修正のたびにテストとAIコードレビューを実行

はたらクラフトの実例:テスト・公開・ライブラリ更新を自動で回す

この、はたらクラフト自社サイトもGitHub Actionsを活用しています。

開発ブランチを本番ブランチへ反映するたび、全テスト実行・自動公開

GitHub Actionsの実行結果画面。test・lint・smokeの3つのジョブが全て成功している

はたらクラフトのサイトは、変更を加える「開発ブランチ」と、公開中の内容である「本番ブランチ」の2つで運用しています。

開発ブランチの内容を本番ブランチへ取り込むと、GitHub Actionsが自動で動き出します。

上の画像が実際の実行結果です。test(自動テスト)・lint(コードの自動検査)・smoke(公開直前の最終確認)の3つが全て成功しています。

3つ全て成功すると、自動で本番公開される流れです。

ライブラリ更新の提案と週次点検

ライブラリ更新チェックとリンク切れチェックが対応タスクを自動作成しAIが対応するまでの流れ

ライブラリの更新確認も、GitHub Actionsで自動化しています。

Renovateというツールが、使っているライブラリの更新を毎週自動でチェックし、更新を提案します。提案をもとに更新し、テストが全て通れば、本番へ反映する運用です。

このほか、週1回サイト内のリンク切れも自動でチェックしています。

更新提案やリンク切れがあるときは、GitHubのIssueという機能で対応タスクが作成されます。

GitHubのIssue画面。外部リンク監査の失敗を知らせる対応タスクが自動で作成されている

このIssueリンクをAIに投げれば、対応してくれます。

料金:パブリックリポジトリは無制限、プライベートは月2,000分まで無料

パブリックリポジトリとプライベートリポジトリのGitHub Actions無料枠比較

GitHub Actionsは、リポジトリの公開範囲で料金が変わります。

  • 誰でも見られるパブリックリポジトリ:無制限に無料
  • 自分と許可した人のみ見られるプライベートリポジトリ:月2,000分まで無料

※プライベートリポジトリで月2,000分を超えると、追加課金をしない限りGitHub Actionsの実行が失敗します

個人利用なら、かなり高頻度にGitHub Actionsを実行しない限り無料枠で十分です。はたらクラフトも無料枠のみで運用しています。

実体はYAMLファイル。設定はAI任せでOK

VS Codeで開いたGitHub Actionsのファイルweb-ci.ymlに、実行条件と対象ブランチが書かれている画面

GitHub Actionsの実体は、実行の条件と内容を書き並べる、YAMLという書式のテキストファイルです。プロジェクト内の決まった場所に置くと、書かれた条件で処理が実行されます。

ただのファイルなので、Claude CodeやCodexのようなAIエージェントに、以下のような指示をすれば誰でも活用できます。

このプロジェクトでGitHub Actionsで自動化すべきことは何かある?

精度が求められる作業なので、Claude Opus 5、GPT-5.6 Solのような高性能モデルに任せるのがおすすめです。

自動化すべきことがあったら、YAMLの設定と検証までAI任せでOKです。

GitHub Actionsでアプリ開発の効率が格段に上がる

この記事の要点は次の4つです。

  • GitHub Actionsは、決まったきっかけや日時でプログラムを自動実行するGitHubの機能
  • 本番公開・テスト・ライブラリ更新といった定型作業を自動化できる
  • 料金はパブリックリポジトリなら無料、プライベートリポジトリでも月2,000分まで無料
  • 実体はYAMLファイル。設定もAIに任せられる

GitHub Actionsを使いこなせば、アプリ開発の作業効率が格段に上がります。

まずはCodexやClaude Codeに、自分のプロジェクトでGitHub Actionsを使えるところがあるか聞いてみてください。良さそうな提案なら、設定まで任せましょう。

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