はたらクラフト

Astraに指示ひとつで、X・Substackの下書き自動作成アプリ完成

自社

Markdownで書いた記事を、XとSubstack(メルマガ配信サービス)に投稿したい。でも、貼り付けるだけでは見出しも太字も消えてしまいます。

見出しと太字などの装飾を設定し直し、画像を1枚ずつアップロードして説明文を付ける。慣れていても、XとSubstackでそれぞれ5分はかかる作業です。

ぼくはこの作業を、GPT-6 Astraに一言の指示で作らせたアプリで自動化しました。投稿はアプリ上で記事を選ぶだけ。あとはアプリが1〜2分で上記の作業を全てやってくれます。

動画で見たい方はこちら。

AIのPC操作で投稿させると20〜30分かかり、不安定

AIのPC操作による投稿が20〜30分かかり途中で止まって助けを求める様子

最近まで、マークダウン記事のX・Substackへの投稿作業は、低コストモデルのGPT-5.6 Lunaに任せていました。1回のコストはChatGPT $100プランの週間利用枠の1%前後で、問題なしです。

ただ、AIのPC操作はまだ遅く、1記事の投稿にXとSubstackでそれぞれ20〜30分かかります。途中で予想外の問題が起きると作業を止めたり、ぼくに助けを求めてきたりもしました。

作業は正確でしたが、この時間の長さと不安定さが問題でした。

一言の指示で、AstraがChrome拡張を作り、動作確認まで完了

一言の指示を受けたAIが実行と修正を繰り返しChrome拡張を完成させる流れ

そこで、GPT-6Astraに、X・Substack投稿を自動化するアプリを作ってもらいました。使ったのはCodexで、推論レベルを最大にしました。

アプリの形式はChrome拡張を選びました。XやSubstackのエディタをブラウザの中から直接操作でき、ブラウザに追加するだけで使えるからです。

作ってもらったときの指示は、次の一言だけです。

記事マークダウンファイルからXの記事エディターにタイトル、本文、画像を適切に反映するChrome拡張を作成して。動作確認用にXの記事エディターをChromeで開いています

ポイントは、動作確認用にX記事エディタを開いていると添えたことです。Astraはアプリを作るだけでなく、開いているエディタで実際に動かして検証し、うまくいかない箇所を自分で直して完成させました。

1時間ほどで作業を完了し、ChatGPT $100プランの週間利用枠の20%ほどを消費しました。

使い方は記事を選ぶだけ。X・Substackともに1〜2分で作業完了

拡張の記事一覧から選ぶと、X記事のタイトル・本文・画像・カバーが自動で反映される実操作デモ(待ち時間を省略)

できあがったアプリはChrome拡張で、ChromeやBraveなどのブラウザに追加して使います。初回だけ、記事のMarkdownファイルと画像が入ったフォルダを登録します。

投稿の手順は次のとおりです。

  1. X記事エディタを開き、拡張のサイドパネルを開く
  2. 一覧から投稿したい記事のMarkdownファイルを選ぶ

ファイルを選んだ時点で反映が始まり、タイトル・本文・画像・装飾がX記事エディタに入ります。画像は元の位置に1枚ずつアップロードされ、説明文も設定されます。

ファイルを選んでから反映が終わるまでは、1記事1〜2分。拡張機能にAIは組み込んでいないので、トークンは消費しません。

Substack用にも同じ仕組みの拡張を作り、こちらも1記事1〜2分で投稿できます。

Substack版の作成はX版を見本にし、消費トークン半減

X版を見本にしたSubstack版作成でトークン消費が半減

Substack版は、X版の拡張を見本として作るよう指示しました。

完成までの時間は30分で、消費した週間利用枠は10%ほど。Xの半分で済みました。

見本があると、AIは仕様を考える必要がなくなります。考える量が減る分、消費トークン・かかる時間・仕上がりの安定性の全てが改善します。

AIの性能を引き出す指示の出し方は、別の記事で解説しています。

Astraでも不具合を1件見落としていた

AIの動作確認をすり抜けた不具合を人の目で見つけて修正する流れ

X版は、Astraが自分で検証と修正を繰り返し、一言の指示だけで完成しました。

一方でSubstack版には、画像のあとに空行が残る不具合が1件ありました。Astraの動作確認では見つからず、指示して直してもらいました。

AIに作らせたアプリでも、完成後に自分の目で確かめる工程は残ります。また、XやSubstack側の画面が変わると、拡張は対応関係を確認できずに止まるので、そのときは修正が必要です。

今回はChrome拡張という形を選びましたが、自動化の手段は

  • デスクトップアプリ
  • シェルスクリプト
  • Webアプリ

など、さまざまです。Astraには自動化の手段も含めて聞くと、より良い解決策を提案してくれます。

ただし、アプリ作りはそれなりにトークンを消費するので注意が必要です。

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成果:ChatGPT $100プランの週間枠30%で、SNS投稿を自動化

  • 開発時間: X版1時間、Substack版30分の合計1時間半
  • 開発のトークン消費: ChatGPT $100プランの週間利用枠の30%
  • 1記事の投稿時間: XとSubstackでそれぞれ1〜2分に短縮
  • 投稿時のトークン消費: 拡張自体にAIは不使用なのでゼロ

あなたも、ふだんくり返しているパソコン作業を1つ選び、Astraで自動化アプリを作ってみてください。実用レベルのアプリを簡単に作れます。

成果

1〜2分1記事の投稿時間(X・Substack各)0投稿時のトークン消費週間枠30%開発のトークン消費(ChatGPT $100プラン)

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